敬語がない職場ってこうなる。ゆる部長、ため口社員にモノ申す

日常のこと

どうも、ゆる部長です。

先日、仕事中に「おん……おん……わかった、やってみるから、回答はちょっと後になる」って声が聞こえてきたんです。同じフロアから。
思わず「えっ」って声が漏れました。

いやいや、まさかね。気のせいだ。幻聴ってことにしとこう。うん、疲れてるんだ、きっと。

そう思って気持ちを切り替えて仕事に戻ったんですが……

「違うよ~そうじゃなくて!」

……えっ、また??
事務所に鈴木 雅之きた?
いや違う、空耳でもなんでもない、実在してるこの声!!

気になるけど、まぁこの日だけのことだろうと流して数日経ったんですけど、やっぱり気になる。気になるどころじゃない。
確信に変わりました。

入社5年目、29歳の男性社員が、入社4年目、36歳の社員に向かってタメ口を使ってる!

体育会系で育ったわけでも、軍隊経験があるわけでも、吉本新喜劇出身でもなんでもない僕ですが、
社会人になってからは目上の人や同僚には自然と敬語を使ってきました。

それが、ですよ。

「僕忙しいんで」って言いながら定時ぴったりに帰宅。
休憩所で社長に向かって「何してる人ですか?偉い人?」って聞いちゃう。
いや、変わってるな〜とは思ってたんですよ。ずっと。
でもそれって、ちょっとした個性の範囲内かなって。

けど、タメ口。しかも、目上の人にも先輩にも誰にでも。
いやこれ、もはや「個性」とかじゃなくて、「攻撃力」なんですけど!?

そして、タメ口を浴びた側の先輩方……微妙にイラっとしてる。わかるよ、その気持ち。

この春に他部署から異動してきた子なんですが、放っておいたら空気が悪くなる一方だし、
うちの部の精神衛生がバグるので、個室に呼んで話をしました。

「会社の社員は同僚であって友達じゃないから、敬語を使おうか」

すると、まさかの回答。

「えっ? ちゃんと敬語使ってますよ? どのあたりが不味かったですか?」

目ん玉、飛び出るかと思いました。いや、たぶん一回浮きました。

いやいやいや。斜め上すぎる返し。
確かに現代は多様性の時代だけど、それって「人としての礼儀」や「最低限のビジネスマナー」も含んでの話よ?

で、しっかり伝えた翌日と翌々日、その社員は体調不良でお休み。
「……これ、パワハラで責められる流れ!?」って一瞬ビビりましたが、3日後には普通に出社。

しかも、言葉遣いはちょっとずつマシになってる。おお、進化。

一安心したのも束の間、ふと思い出して異動前の元上司に問い詰めてみたんです。
「いや、なんでこの状態を放置してたんですか?」

そしたら返ってきた言葉が、

「いつか後悔する日が来ると思って見守ってた」

いや、なんでやねん!!!

最後に一言

敬語って、大事。
マナーって、空気を良くする最強のツール。

ちなみにその社員、今はちゃんと敬語で話してくれてます。
嫁より早くOK出してくれました。

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