どうもどうも、ゆる部長です。
前回の記事
「一人でbar行ってきました!」ってドヤ顔してた部下がかっこよすぎて、
勢いで「よし、私も行く!」って言ってしまったんですよ。まるで勢い任せのネット通販。
あの日から、私の中の“barモード”がずっと点滅してました。
今日こそ行くか?行かないか?
Barに行くと決めてから、何回「今日行く?」って自問自答したか覚えてません。
Googleカレンダーに「BarチャレンジDay」って入れた日、実に7回。全部キャンセル。
いやね、最初は「今日は大安だからなんかいけそう」って思ってたんですよ。
でも天気予報見たら「夕方から雨」。
もうその瞬間、行く気ゼロ。
だって、湿気で僕の数少ないキューティクルが即死してますし。
そんな髪型でBarに行って「マスター、モヒートを」なんて言えるわけない。
モヒートより先に、僕の毛根が蒸発てます。
そんなこんなで、言い訳を極めすぎて、もはや“bar未遂のプロ”です。
そんなこんなで、ようやく決意を固めたある日のこと。
私は、満を持して――
一人barデビューを果たしました!
…と言いたいところなんですが。
ええ、できませんでしたとも。
結論から言いましょう。
普通に後輩と一緒に行きました。
ええ、前回のあの部下です。ええ。そうですとも。

もう無理。無理でした。一人でbarって、あれは経験値MAXの勇者しかできない技です。
レベル1の私には、まだ早かった。ポーションすら持ってないのにラスボスに突っ込む感じ。
後輩を「おごるから」って誘って、二人でおしゃれなbarへ。
お店もいい感じ、雰囲気も最高。
で、しばらく飲んでから、思い切って言ってみたんですよ。
ふと後輩に聞いてみたんですよ。

実は今日、一人で来るつもりだったんよ。でも勇気なくてさ……
てか、前に言ってよね? よく一人でBar行くって。どういうきっかけで一人でいくようになったの?
そしたら──

え?僕、一人でbar行ったことないですよ?
………………え?
えええええええええええええ???
あの時のリスペクト、返してもらっていいですか?
前回の会話を思い出してみてください。
彼、「行きつけのbarがあってよく行くんですよ」って言ってたんです。
“一人で”行ってるとは言ってなかった。
「はい、よく行くとは言いましたが、“一人で”とは言ってないです。」
この瞬間、私の脳内に突如現れる関西弁の私:
「なんやねん。なんやねんねん。」
関西出身でもないのに、口から出そうになるこの言葉。
あの時の“後輩なのにちょっと大人っぽいな”っていうリスペクト、完全に上書き保存。
今日から君は名実ともに後輩や!わはは!
というわけで、一人barデビューは延期です。
というわけで、一人barデビューという野望は、いったん持ち越し。
やっぱり一人でおしゃれなbarにフラっと入って、カウンターで「ジントニックください」とか言いたいじゃないですか。
でも、いきなりそこに行くのは無理。ジャンプしても届かない。
とりあえず、喫茶店のカウンター席から慣らしていこうかなと思ってます。
ドトールあたりで“予行演習”してから、本番へ。
追伸:本物の勇者、現る
barで「一人ってハードル高いよねぇ~」と後輩と話してたその時。
スッと扉が開いて、Tシャツとジーンズの渋めの男性が一人で入店。
か、かっこいい……。
あれが「本物」か……。
颯爽とバーボンを頼む姿に、私は心の中で拍手を送りながら、
再びそっと誓ったのでした。
「よし、次こそは……!」
最後に
というわけで、今回は「一人barデビューするって言ったけどできませんでした」報告でした。
でも一歩は踏み出しましたよ。
後輩に対する過剰リスペクトも無事リセットされたし、
これはこれで、成長……ですよね?ね?
ではまた次回。
ゆる部長、いつかの“一人ジントニック”を夢見て。
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