「お米が高すぎて、お腹と財布が泣いている話」

日常のこと

最近、お米が高すぎる。
もうね、毎日お米を食べて生きてきた身としては、裏切られた感がすごい。
あんなに優しくて、やさしくて、やさしかったのに…。
今や僕の食卓の敵になりつつある。悲しい。

昔は、近所のドラッグストアで10kgが3,000円ちょいで売ってたんですよ。
「まぁこれでいいか」って気軽に買ってたあの頃の僕に言いたい。
「今のうちに買いだめしておけ」と。

で、いまどうなってるかっていうと──
10kgで8,000円とか、1万円とか、冗談みたいな値段になってて、
僕の家計がしんどい。胃袋がしんどい。

テレビでは「減反政策の影響です」とか「インバウンド需要が~」とか「投機筋が~」とか言ってるけど、
もうね、知らん。
僕には難しくて分からんし、分かったところで財布は温かくならんのです。

で、どうしたか。


🥢お米を減らしてみた。
苦肉の策で、「白米の量をちょっと減らして、副菜でお腹を満たそう作戦」開始。

が、しかし。

副菜に使う食材も高くなっとる。
玉ねぎも人参もキャベツも、全部ちょっとずつ高い。
何なら納豆も10円くらい高くなってる。地味につらい。


🍞パンに逃げたけど…
パンもね、手軽なんだけど、朝に食べるとすぐお腹減る。
昼前にはお腹グーグー鳴って、「おやつタイム」って名の追加支出が発生。
本末転倒。


🍠最終的に行き着いたのは“さつまいも”
ここで救世主登場──さつまいも。

焼いてよし、蒸してよし、スープにしてもいける。
しかも腹持ちがいい。安いときはほんと安い。
「こんなにうまかったっけ?」ってなる。

あと、なんか…健康そう。
罪悪感もないし、「食費を削ってる」って気持ちにならずに済む。

さつまいも、ありがとう。


🍚僕たちは“腹を満たす”ために生きてる
こうして日々、主食の見直しをしながら生きている僕たちだけど、
やっぱり思うんですよ。

「食べたいものを、食べたいだけ、食べられる」って、
それだけでめちゃくちゃ尊いんだなって。

いまは、米が高くてちょっと離れ気味だけど──
またいつか、白米と心から手を取り合える日が来たらいいな。

それまでは、さつまいも片手にがんばる──って言いたかったけど、、、


うそ。さつまいもは3日で飽きた。

たしかにお腹にはたまる。でも甘いんよ。ずっと甘い。
どんなにレパートリー増やしても、根っこが甘い。
朝焼きいも、昼ふかしいも、夜スープにしても…甘い。甘さの暴力。

そんなとき、近所のドラッグストアで出会ったんですよ。
アメリカ産の米。

パッケージも無骨で、なんかこう…「味よりコスパ!」みたいな顔してて、
「詫びさび?知らんけど?」って言ってそうな雰囲気だったけど、
背に腹はかえられぬ。とりあえず買ってみた。

で、炊いてみたんですよ。

──ほわっつ!?!?
びっくりした。うまい。なんだこれ。

ちょっと固めで、甘さ控えめ。主張しすぎず、けど物足りなくもない。
なんかこう…白米として、ちゃんと“白米業”やってる感じ。
思わず、米の向こうにいるアメリカの農家さんに、ジャパニーズ土下座しかけた。
Thank you farmer. Respect.

しかも10kgで5,000円代。
日本のお米を基準でみれば充分お手頃。神か。


さつまいも、一瞬だったけどありがとう。
君のおかげで、米のありがたみを再確認できたよ。

そしてアメリカ米さん、今後ともよろしくお願いします。
これからしばらく我が家の主食を任せたいと思ってます。

やっぱね、米、ダメよ。(いい意味で)

毎日食べても飽きないって、ほんとすごいことだよ。
しかも安くてうまかったら、それはもうヒーローでしょ。


というわけで、願うのはただひとつ──
早く日本の米も、手の届く価格に戻ってくれー!!

食卓に戻るその日まで、待ってるよ。
(でも当分はアメリカ米、ありがとう)

コメント