先日、Yahoo!ニュースで目に飛び込んできたこの見出し。
👉【参照元】「ブサイクばっかりやないか!」女性専用車両に乗り込んだ高齢男性、男性はダメと指摘され激昂 女性「恐怖、ショック」(まいどなニュース) – Yahoo!ニュース
……いやいや、ちょっとちょっと。
こっちの心が波紋だよ。なにそれ。
もちろん、詳細は記事をご覧いただきたいんだけど、ざっくり言えば――
とある男性がうっかり女性専用車両に乗り込んでしまい、居合わせた女性から「ここは女性専用車両ですよ」と声をかけられた。すると男性、突然の恥ずかしさからか、咄嗟に「ブスしか乗ってないじゃん」と暴言を吐いてその場を去ったらしい。
……うーん。
ゆる部長、それ聞いてまず思った。
その発言、恥ずかしさを隠すための反射だったんじゃない?
本音というより、居たたまれなさの産物。
あるよね。人間誰しも、動揺したときに本心とは違うことを口走っちゃう。
でもね……でもね、だからって 「ブス」 って言っていい理由にはならんのよ!!
言葉ってね、こっちが軽い気持ちでも、受け取る相手にとっては重く突き刺さることがある。特にこのご時世、SNSもあるし、どこで誰にどう伝わるか分からない。
「おいおい、俺そんなつもりじゃなかったんだよ〜」って言っても、もう遅い。
バズるのは、そういう“つもりじゃなかった”発言なのだ。
ゆる部長も…実はやらかしたことがある。
かくいうゆる部長も、若かりし頃に似たような経験をしている。
それはまだ会社に入りたての頃――
慣れない満員電車に揺られながら、寝ぼけ眼でホームに並んでいた朝。
なんとなく人の流れに乗って並び、ドアが開いてスッと乗車。
ちょっと空いてるな〜と思いつつも、座席に座ろうとした、その時――
体中に感じる“視線の暴力”。
あれ?なんか冷たい…っていうか怖い。
しかも乗ってるのが女性しかいない…え、これって……?
女性専用車両だぁぁああ!!!
もうね、パニックよ。
慌てて降りました。秒で。
だからこそ、言葉は選びたい
このニュースの男性が本当はどういう気持ちだったのか、僕には分からない。
だけど、恥ずかしさを照れ隠しでごまかすために、他人を傷つける言葉を使ってしまうのは絶対ダメ。
しかも「ブス」とか、もう昭和のいじりかってレベルで古いし、時代錯誤もいいところ。
そんなこと言ってるうちはモテません。ハゲますよ(←これはただの八つ当たり)
人間ね、素直が一番です。
「すみません、間違えました」って言えたら、その場はすぐ収まったかもしれないし、むしろ「この人、ちゃんとしてるな」って好感度上がったかもしれない。
でも、それを咄嗟に「ブス」と言って逃げるってのは……残念ながら、スマートとは言えない。
最後に:女性は、みんな素敵なんだよ
ゆる部長は思うんです。
女性って、ほんとすごい。
毎朝、髪整えてメイクして、ヒールで駅まで歩いて、仕事して、家庭のこともして――
そんな中で「女性専用車両」っていう少しの安らぎすら、こういう事件でギスギスさせられるの、もったいない。
男性の皆さん。
女性は、みんな素敵なんです。
何も特別なモデルさんじゃなくても、そこに立っている誰かを尊重すること、それが我々イケオジの最低限のマナーではないかと、部長は思うわけです。
さて、今朝もホームで並ぶ時間。
次は間違えないように、ちゃんと確認してから乗りましょうね。
部長もちゃんと気をつけます。
じゃないとまた冷たい視線に刺されるからね……(トラウマ)
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