M字ハゲと雨と折り畳み傘

薄毛のこと

今日、会社に向かう途中。
空はどんより、ポツポツと小雨。
「傘をさすべきか、ささぬべきか」
世の中の9割の人が一度は悩んだことがある、この問題。

だが我々、M字戦士にとっては――選択肢など、ない。

傘、即・展開!!
迷っているヒマはない。なぜなら…この雨粒たち、すべてが我々の天敵だからだッ!
※今回はこんなテンションで進めます

「男は黙って傘なし」…そんなの都市伝説だ。

よく言うじゃないですか。
「男たるもの、小雨ぐらいで傘をさすな」
「濡れても、堂々と歩く姿がカッコいい」
みたいな話。

……そんなの、フサフサ族だけの特権だッ!!(叫び)

僕たちM字ハゲ民には、そもそも”濡れてもなんとかなる”って概念がない。
1滴の雨粒。そこから始まる壮絶な悲劇。

  • 髪が濡れる
  • 乾く
  • ぺったんこになる
  • 地肌がこんにちは

このコンボ、速さで言えば世界最速。
ボルトの100m走より速い。体感0.5秒。

髪は超デリケートな芸術作品

薄毛は「個性」だってよく言われる。
確かに、そう。間違いない。

だけど!
デリケートなことには変わりないんだよぉぉ!!!

地肌に直撃する雨は、
モナリザに突然絵の具ぶっかけるくらいの暴挙。

大切に育てた前髪のセットは一瞬で崩壊、
戦略的にカバーしてた「Mゾーン」は、無防備に露出。

これ、精神的ダメージでかすぎる。
もう今日は仕事にならん。

折り畳み傘、それはM字民の命綱

そんな悲劇を防ぐ唯一の武器。
それが――折り畳み傘だ!!!

折り畳み傘のいいところは、

  • いつでもカバンにINできる
  • 小雨でも気軽に出動
  • 荷物にならない
  • そして、何より”心の支え”になる

持っているだけで違う。
「いざとなったら守れる」って安心感。
M字民にとって、それは希望の光なのだ。

今日もすれ違った、同志たちへ

今日の帰り道、僕は見た。
小雨の中、
傘もささず、
うつむきながら歩く何人もの同志たちを…。

きっと彼らは、「このくらい我慢できる」って思ったんだろう。
いや、違うんだ。

髪を守ることは、自己防衛だ。
薄毛だって、ハゲだって、プライドを持とうぜ。

「たかが雨」
されど「雨」。
積み重ねは確実にくる。

だから、忘れるな。
カバンに忍ばせろ。
未来の自分を守るために。

最後に。

M字に悩んでるみんな。
薄毛に悩んでるみんな。
今日も自分を守って歩いたことを、誇ってほしい。

髪も人生も、まだまだこれからだ。

だから僕は叫ぶ。

折り畳み傘を持て!!未来を守れ!!!

そしてできれば、折りたたみ傘にもいいやつを選ぼう。
大事な髪に、しっかりした屋根を。

ーーそんなことを考えた、小雨の朝でした。

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